金勝アルプス


2015年9月12日
定例山行 金勝アルプス
メンバー
1組 momo、ていちゃん、tomo、とく、よこさん、いよちゃん、(SL)コッシー
2組 あられ、ゆうき、ハチオ、ナツメさん、(AS)ちえぞう
3組 (AS)コマちゃん、フナキ、ゴンちゃん、ゆかりん、さいとも、ひさみん、(CL)シューG

コースタイム:
7:15 土山SA集合
9:00 上桐生駐車場 到着
9:30 上桐生駐車場 出発
10:00 落ヶ滝
11:30 鶏冠山 昼食
12:10 鶏冠山 出発
13:10 天狗岩
14:10 白石峰
14:40 狛坂磨崖仏
15:40 逆さ観音
16:00 上桐生駐車場

朝の空気がやんわり冷え込んだ9月12日早朝、高速道路に乗ると『甲南―信楽 事故により通行止』の表示が!(炎上事故のトラック運転手さんは軽傷だったそうです◎)土山SA集合の3台は大渋滞に巻き込まれ約1時間遅れで上桐生駐車場に到着。立派な駐車場は1台500円、お待たせしていたメンバーと合流し3組総勢19名の大パーティー、まずは落ヶ滝を目指して出発した。
急激に上昇する気温に「暑い;;」を連発しつつ、なだらかな岩の清流を進む。3段に落ちる滝は少し涼しい風を吹かせてくれた。分岐に戻り、渡渉を繰返しやや高度を上げると、大きい一枚岩の鎖場が現れる。つるつるの岩面に手古摺りながら上りきると、スズメバチの巣。(この辺りからコースアウトか・・・少し遅れて頂上まで登りきった新入会員に付き添ってくださったASコマちゃんはスズメバチの巣は見なかったとのこと・・・)
山道を進むと目前に3本の道が!!!どの踏み跡も同様に薄く、同様にそれっぽい。最終的に右の分岐を選び進むのであるが、その際には地図読みの基本・2万5千分の1の地図とコンパスで地形と行き先、ルートや周囲の状況、メンバーの力量等を熟練者が判断、安全なコースが選択された。予定外のバリエーションとなったが、大変勉強になる経験であり、実はとても楽しかった。みんなで元気に藪漕ぎをし登山道に合流、眺望は無いが少し開けた鶏冠山山頂に到着した。
昼食では、各組に「堂島ロール」がどーんと1本ずつ配られた・・・しかもお皿・手袋・フォークまで!ASコッシーさん、とてもおいしく幸せでした。ごちそうさまでした。(コマちゃんていちゃんの分が無くて済みませんでした)
その後は、小さい岩・大きい岩・切り立った岩・飛び出した岩、いろんな岩を琵琶湖までの眺望と共に楽しみながら軽快に進んだ。天狗岩に到着、それぞれにお気に入りの岩の上でくつろいでいるとあられさんより、なつめ・・・棗、自宅の庭で採れた棗のシロップ煮をいただいた、さくさくとした梨の様な食感とほのかな甘みに2つ、3つ、とみんなの手が伸びる。
耳岩、白石峰と進み時間調整で竜王山はパス。重ね岩を過ぎ、奈良時代後期、大きな花崗岩磨崖面に刻み出されたと言われる狛坂磨崖仏の三尊像を拝見した。少し奥ではmomoさんが明治に廃寺となった金勝寺別院狛坂寺跡の瓦を発見。
案内看板が立派過ぎて少し邪魔な感のある逆さ観音に寄る。鎌倉時代に作られた観音様は当初、山上で鎮座しておられたとの事。しかし明治時代、下流に作られたオランダ堰堤の石材不足で岩が切り出された結果、山上からずり落ちて逆さになってしまった!観音様の面が真下にならずに良かった、と思わずにはいられなかった。

駐車場手前、ファミリーがキャンプを楽しむ広場横、銅像と美しいオランダ堰堤を眺め今回の定例山行は終了した。
朝から丸一日、さまざまな事が盛りだくさんで充実した一日となった。低山であるものの、山も景色も歴史も楽しめる、金勝アルプスはみなさんに自信をもってお勧めできる名山であった。

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